企業情報 / COMPANY
株式会社ADKホールディングス(持株会社)
ファンを生み出し、絆を深める「ファングロースパートナー」。アニメ・IPに圧倒的な強みを持つ国内広告業界第3位の総合代理店グループ。
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3行でわかる株式会社ADKホールディングス(持株会社)
ADKは、国内広告業界第3位、アニメ・IPコンテンツビジネスにおける圧倒的な強みが最大の独自性。連続的な経営改革を経験してきた組織で、「アニメ・IPに関わりたい」「フラットな社風で働きたい」「変革期で挑戦したい」志向にハマる。年収は電通・博報堂より控えめ。
こんな人にハマりやすい
入社前チェックリスト
・2025年6月KRAFTON傘下入り:組織連携・キャリアパスに変化が生じる可能性
・連続的な経営改革の歴史:変化を楽しめる人向け
・グループ4社の役割分担:応募時は自分のキャリア軸と最も近い会社を選ぶ
・年収水準:電通・博報堂と比較すると控えめ
・アニメ・IPビジネスの独自性:他の総合代理店にはない強み
・採用職種の偏り:営業・メディア・データ系が多く、クリエイティブは少数精鋭
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年収・待遇
職位別年収レンジ(推定)
| グレード/職位 | 年次目安 | 年収レンジ |
|---|---|---|
| メンバー(一般) | 20代〜30代前半 | 400-700万円 |
| マネジャー | 30代 | 700-1,000万円 |
| シニアマネジャー・部長 | 30代後半〜40代 | 900-1,400万円 |
| 執行役員クラス | 40代後半〜 | 1,500万円〜 |
出典:CAREER EDIT編集部の独自取材・調査を元に推定
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採用・選考
採用職種(領域別)
ADKマーケティング・ソリューションズ(ADK MS)
- ビジネスプロデュース職(営業)
- メディアビジネス職
- ソリューション職
- デジタルマーケティング職
- データ職
- クリエイティブ職 (少数精鋭)
ADKクリエイティブ・ワン(ADK CO)
- 顧客体験デザイン職
- クリエイティブディレクター・コピーライター・アートディレクター (少数精鋭)
ADKエモーションズ(アニメ・IPビジネス)
- アニメ制作・宣伝プロデューサー
- IPビジネス戦略プランナー
- ライツ・マーケティング職
ADKホールディングス(コーポレート)
- 経営企画・人事・財務・法務・広報 (少数精鋭)
選考フロー
面接対策のポイント
専門領域の実績が前提。その上で「あなたはどう思うのか」を問う文化があり、自分の意見を率直に語れる主体性は欠かせない。
評価されやすいのは、変革期の組織で能動的に動いた具体例、コンテンツ・IPへの関心を事業の言葉で語れること(エモーションズ志望なら特に)。2025年のKRAFTON傘下入りを踏まえ、「変化の中で何を成し遂げたいか」「グローバルIP戦略にどう貢献できるか」を自分の経験と接続して語れると強い。
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仕事の実態・カルチャー
社内の雰囲気
ADKは「温和でフラットな社風」が特徴として広く知られており、公式採用ページや社員クチコミの両方で一貫して言及されている。「中途と新卒の垣根がない」「もはや誰が中途かADKの社員たちにもわかりません」という公式メッセージが示す通り、外部から入った人材も馴染みやすい組織文化を持つ。
「キャリアの選択肢が多いためか、人のいい同僚が多いせいか、『気づけば長くADKで働いていた』と発言する社員多数」という記述も公式採用サイトに見られる。2017年のベインキャピタル傘下入り以降、連続的な経営改革を経験してきた組織として、変革期に強いカルチャーが醸成されてきた。
電通・博報堂と比較して、アニメ・IPコンテンツ業界との関わりが特に深いのが大きな特徴。KRAFTON連携でゲーム×アニメ×広告の領域横断的な事業展開が、今後の独自性となる可能性がある。
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会社を知る
VISION: ファングロースパートナー
VALUE: 全員が、変革者。
主要事業
事業領域
代表者
元電通デジタル代表取締役社長
トップメッセージ:「広告会社として培ってきたクリエイティビティと実行力、そして独自の強みであるコンテンツビジネスのノウハウをフルに活用して、商品やブランドのファンを創出し、クライアントの皆さまのビジネス成果に貢献してまいります」
グループ構造
ADKグループ主要4社:
- 株式会社ADKホールディングス(純粋持株会社/グループ戦略・管理)
- 株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ(ADK MS/統合マーケ。事業ブランド ADK CONNECT)
- 株式会社ADKクリエイティブ・ワン(ADK CO/クリエイティブ・アクティベーション)
- 株式会社ADKエモーションズ(アニメ中心のIPビジネス)
沿革
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1956 | 稲垣正夫が社員4人で株式会社旭通信社を創業 |
| 1951 | 株式会社第一企画 設立 |
| 1999 | 旭通信社と第一企画が合併、株式会社アサツー ディ・ケイ(ADK)誕生 |
| 1998-2017 | 英WPPグループと約20年の資本・業務提携 |
| 2017-11 | ベインキャピタルによるTOB成立(総額約1,517億円) |
| 2018-03 | 上場廃止(非上場化) |
| 2019-01 | 持株会社体制移行:ADKホールディングス発足、主要4社体制へ |
| 2020 | パーパス『すべての人に歓びの体験を。』策定 |
| 2022-10 | 大山俊哉(元電通デジタルCEO)が社長兼グループCEOに就任 |
| 2025-01 | 海外マーケ事業 ADK GLOBAL を米Stagwellが取得 |
| 2025-06-24 | 韓国KRAFTON Inc.が約750億円でBCJ-31株式取得、KRAFTON傘下入り |
業界内の立ち位置
ADKは、1956年創業(旭通信社)を起点に持つ、日本広告業界国内第3位の総合代理店グループ。電通グループ・博報堂DYグループと共に「3大広告代理店」と称されてきた歴史を持つ。
ADKの独自性を象徴するのが、アニメ・IPコンテンツビジネスの圧倒的な強み。「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」「プリキュア」「機動戦士ガンダム」シリーズなど、日本を代表するアニメ作品の企画・宣伝プロデュースに長年関与してきた実績は、電通・博報堂とは異なる事業領域の深さを生み出している。専門会社「ADKエモーションズ」がこの領域を担う。
2017年のベインキャピタルによるTOB、2019年の持株会社体制移行、2022年の元電通デジタルCEO大山俊哉氏の社長就任、そして2025年6月の韓国KRAFTON Inc. による資本参加(約750億円)と、近年は連続的な経営改革を経験してきた。KRAFTONが掲げる「ゲームとアニメーションの融合によるグローバルIP戦略」との親和性が高く、ADKグループの新たな成長軸として位置づけられている。
デジタル領域は新興プレイヤー(サイバーエージェント等)が先行しており、「ADK CONNECT」の立ち上げ等で継続的に強化中。2025年は1月にADK GLOBALを米Stagwellに売却、6月にKRAFTON傘下入りと大きな組織再編の年となった。
業界における特徴・課題
直接競合・近接企業
業界内の比較
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編集部の総合所見
ADKは、国内広告業界第3位、アニメ・IPコンテンツビジネスにおける圧倒的な強みが最大の独自性。連続的な経営改革を経験してきた組織で、「アニメ・IPに関わりたい」「フラットな社風で働きたい」「変革期で挑戦したい」志向にハマる。年収は電通・博報堂より控えめ。
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FAQ
Q 2025年6月のKRAFTON傘下入りで、ADKは何が変わる?
韓国のグローバルIP企業KRAFTON(PUBG等のゲーム開発・運営)が約750億円で、ADKの親会社BCJ-31の筆頭株主となった(2025年6月24日発表)。ADKは2017年のTOB以降ベインキャピタル傘下で非上場経営を続けてきたが、これによりKRAFTONの連結子会社となった。ベインキャピタルは出資・経営支援を継続し、同年1月発表の米STAGWELLとの海外マーケティング事業再編と合わせて、「国内事業×グローバルIP」の軸で再編が進む構図。転職者目線での変化は3点。①ゲーム×アニメ×広告を横断する案件・ポジションが増える見通し、②会社として人材投資・待遇改善を掲げる変革期にあること、③変革期ゆえ組織・役割は流動的で、変化を機会と捉えられるかが問われること。組織や文化が直ちに塗り替わるわけではないが、「IPビジネスに踏み込める総合代理店」という独自性は一段強まった。
Q ADKの中途採用、どのくらい難しい?
職種で難易度がはっきり分かれる。編集部の整理では、デジタル&データ領域(ADK CONNECT関連)とIP・コンテンツビジネス領域は採用が活発。営業・ストラテジックプランニング系は通年で動きがある一方、伝統的なクリエイティブ職は少数精鋭で枠が限られる。キャリア採用サイトは「広告業界に限らず、新しい才能を広く求めています」と掲げるが、編集部の見立てでは中途採用の中心はあくまで経験者。ボリュームゾーンは①総合・中堅代理店出身者、②デジタルエージェンシーなど広告・マーケ支援会社出身者、③マーケ実務は浅くても広告・マーケ領域に踏み込みたいコンサル出身者あたり。なお採用は即戦力の「キャリア採用」と入社時30歳未満対象の「ポテンシャル採用」の2系統があり、業界未経験で挑むなら後者が現実的な入口。問われるのは専門領域での実績と、変革期の組織で能動的に動ける姿勢。
Q 電通・博報堂とADK、どこが違う?どう選ぶ?
性格が違う、というより、そもそも比較のクラスが違う。電通・博報堂は規模・年収とも業界の別格2社で、編集部の業態分類でも「大手総合代理店」。ADKは東急エージェンシー・読売広告社・大広などと並ぶ「総合代理店」のレイヤーに位置し、実際の転職活動で「電通かADKか」「博報堂かADKか」と並べて迷うケースはほぼない。ADKの現実的な比較対象は同クラスの総合代理店や、デジタル・コンテンツ系の選択肢になる。ただしアニメ・IPコンテンツビジネスという軸では見え方が変わる。この領域でADKは電通・博報堂に勝るとも劣らない実績を持つ会社で、「ファングロースパートナー」を戦略の中心に据え、グループにエモーションズという専門会社を構える。会社全体に占めるIPの比重が大きいぶん、個人がIPに関わる確率と濃度は高い。組織のスケールでは上位2社に及ばないが、裏返せばそれは一流の仕事ができるジャストサイズということ。案件における個人の裁量の大きさは、巨大組織にはないADKの持ち味になる。実際、ADKで活躍した人材が電通・博報堂へ移籍する例もあり、ADKで裁量を持って積んだ経験は人材市場でトップ2にも通用する実力として評価されている。規模・年収で選ぶならトップ2、IPとの距離と裁量で選ぶならADK、と比較の土俵そのものを分けて考えるのが編集部の整理。
Q ADKの年収水準は業界相場と比べて高い?低い?
編集部の調査では、平均年収は650〜750万円前後と推定される。電通グループ(1,596万円・2025年12月期)、博報堂DYホールディングス(1,091.5万円・2025年3月期)と比べると控えめな水準。ただしADKは2018年に上場廃止しており、有価証券報告書ベースの公式平均年収は公開されていない点に注意。中途入社時の年収は前職水準と入社時のグレード設定で決まるため、オファー面談でのグレード確認が実質的な交渉ポイントになる。KRAFTON傘下入りに際して会社は社員待遇のさらなる改善を掲げており、今後の変動は編集部でも追っていく。年収単体ではなく、ワークライフバランス・社風・IP領域のキャリア機会を含めた総合評価を推奨する。
Q ADKの中で、どの事業領域が伸びている?
編集部の観察では、拡張方向にあるのは次の領域。①「ADK CONNECT」を中心としたデジタル&データドリブン・マーケティング、②ADKエモーションズによるアニメ・IPコンテンツビジネス(特にグローバル展開)、③KRAFTON連携を活かしたゲーム×アニメ×広告の領域横断事業、④AViCとのジョイントベンチャー「ADK AViC パフォーマンス・デザイン(A2)」やPLAN-Bとの新会社設立など、外部企業との合弁によるデジタルマーケティング強化。一方、マス広告単体の構造的な縮小は業界共通で、ADKも例外ではない。自分の志望領域がどの成長軸に乗るのか、応募前に言語化しておくと選考でも一貫した話ができる。
Q ADKでの面接で重視されるポイントは?
専門領域の実績が前提。その上で「あなたはどう思うのか」を問う文化があり、自分の意見を率直に語れる主体性は欠かせない。評価されやすいのは、変革期の組織で能動的に動いた具体例、コンテンツ・IPへの関心を事業の言葉で語れること(エモーションズ志望なら特に)。2025年のKRAFTON傘下入りを踏まえ、「変化の中で何を成し遂げたいか」「グローバルIP戦略にどう貢献できるか」を自分の経験と接続して語れると強い。
Q グループ3社のうち、どこに応募すべきか迷っている
目安はこう整理できる。①総合的な広告・マーケティング業務、デジタル&データドリブン → ADKマーケティング・ソリューションズ(ADK MS)、②デジタル・クリエイティブ、ブランド体験創造 → ADKクリエイティブ・ワン(ADK CO)、③アニメ・コンテンツ・IPビジネス → ADKエモーションズ。編集部の観察では、求人の母数はADK MSが最も多く、エモーションズは枠が小さく競争率が高い。自分のキャリア軸に最も近い会社で応募するのが基本だが、グループ間連携の案件も多く、入社後にグループ各社を経験するキャリアパスもある。
Q アニメ・IP領域の仕事に興味があるが、ADKエモーションズはどんな会社?
コンテンツの企画・制作・輸出入・販売と、アニメを中心としたライツ・マーケティングを担う専門会社。「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」「プリキュア」「機動戦士ガンダム」シリーズなど、日本を代表するアニメ作品の企画・宣伝プロデュースに長年関与してきた。「Animations Next」をスローガンに、日本アニメの新たな潮流をグローバルに創る役割を担い、KRAFTON連携でゲーム×アニメの融合領域にも展開余地がある。ただし人気が高く採用枠は小さい。「アニメが好き」だけでは通らず、ライツ・商品化・海外展開・プロデュースなど、IPを事業として動かした実績や、自分の専門性をIPビジネスにどう接続するかの具体性が評価される。
Q ADKの残業時間・働き方は厳しい?
編集部の調査では、月平均残業時間はおおむね30時間前後と推定され、広告代理店業界としては抑えられている水準。フルフレックス制度・リモート勤務制度(月8回ベース)が導入され、有給休暇奨励日も会社側が積極的に設定している。「温和でフラットな社風」は公式・社員の声の両方で一致して言及されるADKの特徴で、ワークライフバランスを重視する人には有力な選択肢。ただし繁忙期や担当クライアント・部署による変動はあり、面接で配属想定部署の実態を確認しておくのが確実。
Q CAREER EDITに相談するメリットは?
CAREER EDIT編集部は特定の転職エージェントや企業との利害関係を持たず、中立的な立場で相談に応じる。個別求人の紹介は行わない。その代わり、ADKという選択肢が自分のキャリア仮説に合うのかを、電通・博報堂などの総合代理店、デジタル代理店、独立系ブティック、事業会社マーケターまで横断した業界構造の中で一緒に検討できるのが編集部相談の使いどころ。
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関連情報
出典一覧
[S] ADKホールディングス 公式サイト(会社概要・パーパス・沿革・ごあいさつ)
[S] ADKホールディングス ニュースリリース 2025-06-24(KRAFTON資本参加)
[S] ADK MS 公式サイト
[S] ADK CO 公式サイト
[S] ADKエモーションズ 公式サイト
本ページは公式情報を起点に、編集部の独自取材・調査ベースの見解を加えた構成。年収・残業・従業員数等の推定値は非上場(有価証券報告書なし)のため確定情報ではなく、取材により本番化時に補完予定。